Web制作会社サイト考
2008.03.18 火曜日
在籍している会社の自社サイトを考えているわけですが、いろいろ思うところがあります。
前職、前々職の会社(どちらもWeb制作系でした)でも自社サイトの担当となっていましたが常に葛藤との戦いです。クライアント優先で作業しつつも、自社サイトも早く仕上げないと仕事依頼率アップが見込めない。
Web制作系のサイトを100サイトほど見てみた
クライアント系自社系どちらも、僕はなにかサイトを作ると決まった場合はまず競合となる会社を洗い出します。
こと札幌でも3~4年前であれば、ある程度の実用レベル(僕がクライアントだったら打診してみようと思うところ)の会社サイトは多くて20~30ほどでした。
最近であれば、星の数ほどにもふくれあがって、すべての札幌の会社を洗い出すのは困難になっています。
でも、どれーも似たような感じ。
「弊社のクオリティが…」「サポートします」「この○○(商品)にはこんな便利機能が」の羅列。おおよそのサイトでは、軽いうさんくささを見て取れます(もちろんすばらしいサイトもあります。一握りですが)。
あまり知識のないクライアントが見たとしても違和感は感じとれないかもしれないけれど、どこも見よう見まねという感は否めない。
数年前と比べて、確実に全体的なレベル底上げはできているんだけどね。それと引き替えに、みんな似通ったラインにとどまってる感じがします。
と、結構な数のWeb制作会社サイトをクロールしてみたなかで、自分的結論をまとめました。
1.愛を込める
しょっぱなから軽く意味不明系ですがかなり重要なので1番目。「作らないとならないから作ってみた」と「この自社サイトからの依頼を増やすべく、寿命削る思いで担当します。サイトは我が子。」的なスタンスだと、アウトプットで相当作り込みが変わってきます。これを「愛」と呼びます(笑)。
僕の場合、その偏愛性からか他のスタッフには渡したくないほど企画・制作に没頭(執着かな)します。内容が決まっていざ作り始めるときには、コーディング・部品加工などの分業はするけど妥協は一切許しません。
2.構成に枠を引かない
たとえば、会社案内、地図、商品案内、実績ずらずらーとか。よくあるコンテンツにで枠を固めると、そこから先は平々凡々なものとしての着地しか用意されない。
そのページに入ってくるであろう要素(実績であれば作ったサイトのサムネを並べる。ではなく、クライアントが欲しい情報は「どういった職種に強いのか」「CMSはできる?」「金額はどんな感じ?」など。)を、本質レベルでかみ砕く。そして再整理する。
視線や思考を計算して、「ここにはこの要素があったらクリックしちゃうよな。おれならクリックしたくなる。」的な仕掛けをつなぎ合わせていくことで、ページの構成ってきまるのではないかな。全部FLASHのほうが効果的なケースもあるでしょうね。
3.マネるな危険
Appleのサイト、シンプルで見やすいのであれベースにしようZE。といったノリもいいのですが、その時点で限界が設定されます。
ここで言う「限界」っていうのは、見たままの枠組みでしか考えられなくなる思考ストップに陥るという意味。ページの内容・デザインエレメントがスパスパと決まりますが、その反面、以下の見えないデメリットが発生します。
見込み客になるであろうクライアントも相当な数のサイトを見ているはずで、「あ、ここパクってら」とサイトを見た瞬間に悟られます。予備知識を持っていないクライアントは軽くいなせるだろうけど、それ以上の審美眼を持った予備知識習得済みのクライアントには数秒でスルーされます。安直な考えはそのままサイトに現れちゃうわけ。
4.潮流を読む
Webはまだ生まれて10年ちょいほどの媒体。まだまだ未完成で可能性あふれる業界。この潮流を読むことで、自社サイトに仕込むネタが違ってくるはず。
今だと、FLASH以外のところではJqueryや、script.acurio.usとかの小技JSを仕込むのもあるけれど、まぁそういう小ネタは置いておいて。
情報量を少なくしてモノ(写真・文字)を大きくするとか、1ページ内でスクロール多めに保たせてクリックレスに見せるサイトもあるよね。
なんとなくの自分解釈になるけど、「サイトに載せるべき情報量が多くなってきた昨今だけど、ぱっと見でどこ見たらいいかわかんないし、見せたい重要なものだけを大きくしたほうが、見やすいし伝えたいことも伝わりやすいのYO」といった方向が少しあるようなないような。


















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