デザインの着地点
2008.06.25 水曜日
日中の会社仕事では、特に企業や団体などのWebサイトに関わっています。
が、最近関わっているプライベート仕事では、今までとは少し違うニュアンスで進行中。
その進行中案件のなかで参考になったポイントです。チェケラ。
「ベタさ」と反比例する「みための綺麗さ」
楽天の店舗ページでよく見られる、赤文字でめちゃデカ文字・1ページに長々とかかれた説明文。
「要件を満たすためのツール」として考えると、それはそれであるべき姿なのかなと。
特に販売系は、広告媒体的に新聞折り込みチラシの要素も絡んでくるのでしょう。
日々更新するために、いちいち小綺麗さを重視する制作会社に発注なんかしれられないので、自然とビジュアル的クオリティも落ちます。
が、逆にそれが「シズル感」を醸し出してるのかもしれません。
ここを考えずに、手がけるものをすべて「小綺麗に」しようとするとたぶん目標達成値は下がるかなーと。
案件の全体像を見て、どんな方向で進めていくかを判断すると吉。
どんな情報なのか1~3秒でわかるように
ページを見た瞬間、数秒の間で「自分にとって価値ある内容なのか」を判断されます。
普段、街を歩いていて目に入った広告から一瞬で視線をそらす経験はだれでもあるはず。関係がない情報は、記憶せずすぐに消去してしまう(大量な情報を取捨選択する自己防衛)ので、ほとんど覚えていないかと思います。
その一瞬のなかで、見る側の人の”なにか”にフックさせて、引き込むことが地味に結構重要です。
Webサイトで言うと、色調やキャッチコピー、ビジュアル的な要素が関連してきます。
ベタなレイアウト・メニュー・ボタン
押せるものなのか、押せないもか、区別をはっきりさせる。
どこまでがなんの情報エリアなのかを明確に分ける。
綺麗にまとめようとすると、上記の目標値からは遠ざかる傾向にあるので、そこは適度な着地点を見極めるべし。
求められる要件(相手視点)
たとえば、仕事や普段パソコンを使うための作業テーブルに求められる要素。
「腕やおなかにささらないための天板の角の処理」
「コーヒー(熱い)、ジュース(冷たい)にも耐える天板の表面処理」
「モニタを置いて、位置をよっこらせするときにはがれたりキズつきにくい天板」
「ガタつかない設計精度」
これらの基本要素は必ず実装するべき。
Webサイトで言うと、情報のグルーピング・メニュー名称や言い回しの統一・処理や表示時間の高速化などなど。
忘れがちだけれど、印刷を考慮したレイアウトとかもそう。
企画予算枠・限られた作業時間などのネガティブ要素はあるにせよ、そこはデザイナーの腕の見せ所と思わなきゃね。
ある程度の目標を立てておくと良い(自分視点)
「今までのパターンとはちょっと変えて冒険してみる」
「ボタンは浮き出た感じ、押せない文字画像は平面に仕上げる」
なんて小さなものでもいいんだよね。個人的ハードルを課す。
ちょっとだけ負荷をかけるとステップアップして、次の案件の際に視野がひとまわり大きくなってるはず。
それらを踏まえてラストスパート
サイトの制作が最終段階に入ると、上記の必要条件がいくつか実装されているはず。
ここで最後の根性を振り絞り、自分独自のアレンジを加えて魅力を引き立たせるのがこの局面。
同僚のテンションが落ち気味ななか、目の下にクマができていても、頭の中が白っぽくなってっても、かまわずラスト200mの直線(競馬用語)でムチを入れます。
スクリプトにもっと丁寧な処理を入れてみたり、画像補正を隅々までやってみるとか、FLASHの動きを調整したり効果音をいれたり。
このスパートで、自分にとってもクライアントワーク全体にもきっと後々良い影響が出てくるはずです。
得てして、こんな極限の状態になると結構いいアイデアとかも出たりなんかして、ひとエッセンス加わったりする時もあるしね。
















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